「自分のツイートを誰が見てくれているのか」そんなことを気にしている人も多くいるでしょう。
特定の人へのメッセージ性があるツイートをした時なんかは、特に気になるはずです。
そこでこの記事では、Twitterの足跡機能の有無やその確認方法などについて解説してみました。
是非参考にしていただければ幸いです。
twitterに足跡確認方法はない
結論から言うと、Twitterには誰がツイートを読んでくれたのかという履歴を確認できる足跡機能はありません。
自分のツイートを誰が見たか分からないことはもちろん、自分が閲覧したことも相手には伝わらないということですね。
しかし、それに関連していくつか補足で説明しておきたい事項があります。
twitterの足跡を確認できる外部ツールもない
Twitter本体では足跡が見られなくても、外部ツールと連携すれば見られるのでは、なんていう期待の声もあります。
将来的にシステムが開発される可能性はあるものの、2020年10月時点においては、そのような外部ツールも存在しません。
「足跡解析ツール」はスパムアプリなので注意
ちなみに2017年頃には「足跡解析ツール」なるアプリが出回っていたこともありました。
しかしこれは残念ながらスパムアプリです。
「Twitter足跡解析ツール」によるスパムツイートが急増中 https://t.co/X5H0fxj7lY pic.twitter.com/VTFhwAzbsX
— LINE NEWS (@news_line_me) April 21, 2017
このツールを利用してしまうと、アカウントの乗っ取りを食らい、意図しないツイートをしてしまうことになりますので、注意してください。
アナリティクス機能で閲覧数などは確認可能
足跡機能はないので、具体的に誰が自分のツイートを見たのか、ということは分かりません。
しかしTwitterには「アナリティクス(ツイートアクティビティ)」という機能があります。
このアナリティクス機能を活用することで、閲覧に関する様々なデータは確認可能です。
具体的に確認可能な内容については後述します。
アナリティクス機能で確認できる内容
Twitterのアナリティクスは、特に企業のマーケティング担当者などはマストで使いこなせるようになるべき機能です。
具体的にどんな内容が確認できるのか、チェックしていきましょう。
インプレッション数
インプレッションとは、あなたのツイートがタイムラインに表示された回数を指します。
簡単に言えば、ユーザーが投稿を見る機会がどのくらいあったか、ということですね。
なお、フォロワーが100人の場合、必ずインプレッション数が100回になるという訳ではありません。
フォロワーがリツイートしたり、いいねしたりすることにより、フォロワー以外のタイムラインにも表示されるようになるため、その分だけインプレッション数も増加します。
残念ながら多くのユーザーにツイートをミュートされているというような場合には、フォロワー数以下のインプレッション数になってしまうこともあります。
エンゲージメント総数
エンゲージメントとは、そのツイートに反応した回数を指します。
簡単に言えば、ユーザーがどれだけそのツイートに関心を持ったかを示す指標ですね。
例えばタイムラインには表示されたものの、ユーザーが興味を持たずにそのまま流れてしまった場合などは、エンゲージメント数が増えません。
ちなみにエンゲージメント総数は、以下のアクションのすべてを合計したものです。
- メディアのエンゲージメント数
- 詳細のクリック数
- いいね回数
- プロフィールのクリック数
- ツイートへの返信数
- ハッシュタグのクリック数
それぞれの内容の詳細は後述しています。
メディアのエンゲージメント数
メディアのエンゲージメント数は、ツイートに添付したメディアのクリック数を指します。
メディアとは具体的には以下の4つです。
- ビデオ
- Vine
- GIF
- 画像
詳細のクリック数
詳細のクリック数は、ユーザーがツイートを個別に見た回数を指します。
タイムライン上の1つのツイートとしてではなく、実際にクリックして以下のような画面でツイートをチェックしたということです。

いいね回数
いいね回数は、ユーザーが当該ツイートをいいねした回数です。
これ自体は、わざわざアナリティクス機能を使わなくても利用できます。
なお、いいねをしたユーザーは100%そのツイートを見ていることが確定するので、ある意味足跡確認の機能として活用可能です。
プロフィールのクリック数
プロフィールのクリック数は、当該ツイートからプロフィールを閲覧しに来たユーザーの数を指します。
この数が多いほど、多くのユーザーが自分のツイッターアカウントに興味を持ってくれたということです。
ツイートへの返信数
ツイートへの返信数は、リプライの数です。
リプライ数が少なければわざわざアナリティクス機能を使うまでもありません。
しかし多くのリプライを受けて数えるのが面倒な場合には、重宝することができます。
ハッシュタグのクリック数
ハッシュタグをつけたツイートをした場合は、ハッシュタグのクリック数も表示されます。
ただし、複数のハッシュタグをつけたとしても、種類ごとにクリック数を確認できるわけではありません。
あくまでも、そのツイートに添付されているハッシュタグの合計のクリック数です。
過去28日間のパフォーマンス変動【PC版限定】
PCでツイッターを利用する場合には、過去28日間のパフォーマンス変動を確認することもできます。

具体的事項としては、以下の通りです。
[su_table]
ツイート数 | 期間中にツイートした回数 |
インプレッション数 | 全ツイートへの期間中のインプレッション数及びその増減率(対前月比) |
プロフィール閲覧数 | 期間中のプロフィール訪問数及びその増減率(対前月比) |
フォロワー数 | 現在のフォロワー数及びその増減率(対前月比) |
[/su_table]
月ごとの概要とハイライト【PC版限定】
PCでツイッターのアナリティクス機能を使うと、月ごとの概要とハイライトとして、以下の内容を確認することができます。
トップツイート | 最もインプレッションを獲得したツイート |
トップの@ツイート | 最もエンゲージメントを獲得したツイート |
トップフォロワー | その月の新たなフォロワーのうち、最もフォロワー数が多い人 |
トップのカードツイート | 自分のWebサイトのTwitterカードを含んだツイートのうち、最も多くインプレッションを獲得したツイート |
トップのメディアツイート | メディアを含めたツイートのうち、最も多くインプレッションを獲得したツイート |
1か月ごとにデータが整理されており、過去に遡っての確認も可能です。
アナリティクスの確認方法【スマートフォン編】
スマートフォンでのツイートアナリティクスの確認方法を解説します。
確認したいツイートを開く
まずは確認したいツイートを開きましょう。

「ツイートアクティビティを表示」をタップする
「ツイートアクティビティを表示」という文字があるので、そちらをタップしてください。

すると以下のようにインプレッション数やエンゲージメント数を確認することができます。

アナリティクスの確認方法【パソコン編】
続いてパソコンでのアナリティクスの確認方法を解説します。
画面左部のメニューから「もっと見る」をクリックする
Twitterにログインできたら、画面左部のメニューから「もっと見る」をクリックしてください。

「アナリティクス」をクリックする
メニューがいくつか表示されるので、その中から「アナリティクス」をクリックしてください。

すると以下の画面に遷移して、アナリティクスを確認できるようになります。

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